さて、この本だがオイラーの等式シリーズと比較すると不親切だ。
少なくとも微積を覚えていることが最低条件になっているし、本日まで分け入ってみて気づいたがこの冒険記は数学回路ではなく物理回廊の遺風がする。
本日までで第一章を読み終えたが未だこのロスト・シティの入り口の岩を右に左に揺さぶって扉を開けようと苦心している。
最も有名の名に恥じるようにその謂れをほとんどの人間に忘れられたE=mc^2と打ち上げられたロスト・シティ、アインシュタインの名を冠する古代文明。
写楽と同行二人、この遺跡の奥へと分け入る。これはその記録である。