作曲のための複素数平面(アッサジと巡るjourney with cyclops)②

作曲のための複素数平面(アッサジと巡るjourney with cyclops)②

e^iπ=-1を夢見るアッサジ。

‘journey with cyclops’
『世界一美しい数式「e^iπ=-1」を証明する』(2019.佐藤敏明) を読破し、数学回路を構築した脳で作曲するプロジェクト。

放り出さずに2日目だ。
昨日1章は高校数学の復習なので飛ばしても良い、などと生意気を申したが飛ばさなくて良かった。複素数平面の話が始まる。
今日までこの本を読んできて気づいたが中高の数学とは進め方が違う。あくまでオイラーの等式に辿りつくための布石としての数学なので慣れ親しんだ順番で話が進まない。

ゴールはオイラーの等式なのだ。
そのため当たり前の基礎の次に応用が来るといった経路で新鮮だ。
今日はp.51まで。

複素数平面の次に1次関数が出てくるという天邪鬼なストーリーを潜り抜けるさまはさながら強大な数学の帝国で托鉢する仏弟子アーナンダとかの人を導く聖霊、アッサジいったところ。
次のページは鬼が出るか蛇が出るか。はたまた大泥棒の人殺しが襲ってくるか?

この本のゴールしか知らされていない先行き不透明さのスリルももはや数学帝国の小路で遊ばれているかのよう。
一つ気づいたことにはおそらく証明は飛ばさない方が良い。たしかに面倒だが証明こそ数学の言語化といった感じを受けるし何より数学回路を築き上げるのにきっと影の役割を果たすという根拠のない確証を得ている。

本日は多忙につきDAWを開けなかったので作曲の話はナシだ。
今のところこの本は面白く、熱中できるので3日坊主になることはないだろう。また明日に期待してほしい。

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