変質しない天国への漸近線(アッサジと巡るjourney with cyclops)⑦

変質しない天国への漸近線(アッサジと巡るjourney with cyclops)⑦

指数対数の度肝を抜くアッサジ。

‘journey with cyclops’
『世界一美しい数式「e^iπ=-1」を証明する』(2019.佐藤敏明) を読破し、数学回路を構築した脳で作曲するプロジェクト。

上の記事を貼ってみて驚いたがまだこのプロジェクトを始めてから1月経っていないとは。
もう1年もオイラーの等式目指して化城喩への旅路を続けていたように思う。

ただ、この手の「文系でもわかる~」やら「中学の数学知識で~」と銘打たれた本というのは言い換えれば「限られた知識で説明するために長ったらしい説明になる」の意だと理解した。

まさに数学を学ぶのはそのためなのだ。その長ったらしい説明を省くため、ゴールのための知識に書き手と読み手があらかじめ合意しておくために。
さてこの2日ではたいしてページは進まなかった。決して難しくはない内容だが単に数学のための時間が取れなかったのだ。
私は主に移動中に文章を読み進め、腰を落ち着けられる場所で例題を解いているので移動の少ない日こそページが進まない。
本日はp.133指数関数の終わりまで。

3章は指数と対数の話だけなので三角関数の湿原を抜けるのにかかった時間よりはるかに短くこのジャングルは抜けられそうだ。
だがこの本の指数関数に関しては本当に基礎的な部分しか必要なかったのでたいして書くこともない。ただの計算とグラフしかないので本日は主に音楽面の話を。

仮題’rain Ag’はほぼすべてのパートが出そろい、後は組み合わせ次第という所まで来た。
本日はイントロと楽器のみのdメロの作曲に費やしたがこのイントロに苦戦した。

今回の曲のつくりはイントロが2種類あり、仮にこれをイントロA,イントロBとおくとイントロBの方が本イントロといったところで繰り返される楽曲の顔になり、扉になる。
ところが一番初めに鳴るのがイントロAでありイントロAは頭にしか出てこない。

つまり扉の前に門があり、門は一つだけ。なのに同じ扉は3度繰り返されて開く。違う扉がではなく全く同じ扉が。
なのに門をくぐれるのは一度だけ。
ウィンチェスターミステリーハウスさながら初めて聞く聞き手は戸惑うだろう。

今のところのイメージとしては明るいレクイエム、華々しく夭折した子供が天国への門を駆け抜けるといったところ。
作詞次第でストーリーはいくらでも変化するが基本的に作曲の段階で見えたイメージは変質しない。

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