‘journey with cyclops’
『世界一美しい数式「e^iπ=-1」を証明する』(2019.佐藤敏明) を読破し、数学回路を構築した脳で作曲するプロジェクト。
Twitterでも宣言したように英語の作詞が割り込んだためしばらく数学回路の構築は停止していた。しかしこの本の旅路自体は2日前から進めておりブランクは1週間と言ったところ。
本日まででちょうど微分の基礎は終了し、明日からsin, cosの微分の平原を行くことになる。
薄々感じていたものの、はっきりしたことが一つ。やはり高校数学の分野は覚えている。
なぜそうなるのかは覚えていないが微分する行為は覚えていた。月を見上げた禅寺の懐かしいデジャヴのように、なつかしい幼馴染の微分は再び帰ってきた。
竹影階を払って塵動ぜずように、昔から心底忍んでいた微分の回路は再び呼び起こされて風化の二文字を蹴散らして、再び水の流れに戯れだした。
この、明日からの微分の前触れに慎ましく首を垂れてsin,cosと同行三人で行こう。